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世界が「感謝」の気持ちでつながるように…


by rebelkeeper
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2/19 自分の強み

かなり久々の更新。ここのとこ、セミナーや自己分析で忙しく、更新意欲がわいてきませんでした。

てか、自分の軸、つまり強みが見えてきません。。。

3年間、愛好会一筋で頑張ってはきました。しかし、思い返してみれば、自分の成長ばかり追い求め、結果、サッカーで貢献することはできても、サークルをひとつにするための役割は、何一つやってこなかったような気がしてなりません。

サッカー以外での貢献。これをほかのみんなはやってきました。僕はやってない。そんな気がして、本当にあせっている。てか、自分がいかに自己中な人間かということがわかって、なんて社会にでて使えない人間なんだと感じている今日この頃です。

わかったことは、人一倍、「頼られたい、認められたい、任せられたい願望」が強いってこと。

愛好会に入った当初、僕は本当にへたくそなんだってことを痛感した。先輩がうますぎた。それまで、サッカーでレギュラーを譲るなんてことは一度もなくて、高校の頃は1年のときから出場してた。精神的にも子どもすぎて、変な自信がついていた。それをボキボキに折られたのがはじまりだった。

周りは自分の力を認めてはくれないし、何かを任されることも当然なかった。それから、ただひたすら、先輩の背中を追いかけて、何かひとつでも盗んでやろうと練習に没頭した。そこには、認められたいって気持ちが働いていたからなんだと思う。チームが強くなればいいとか考えていなかった。自分がうまくなりたい。あの頃は本当にそうだった。





そんな努力の成果が出てきたのか、徐々に周りはうまくなったと言ってくれるようになった。試合でも、チームを救えるプレーが増えてきた。

でも、やっぱり先輩との相対評価は開いたまま。たまにトップチームに出ることがあっても、何でもない弾がゴールに飛ぶだけで、悲鳴が聞こえてくる。マネージャーには、俺が守ってるとなんでもない球までどきどきするって言われたりもした。もちろんそこに悪意はなくて、笑いながらだったし、冗談交じりだったんだと思う。でも、その頃の僕は、それを冗談ととれるほど大人ではなく、ただひたすら悔しかった。

そうはいっても、サッカー以外のところで、仲間たちとの距離は縮まってきて、特にキャプテンと、師にあたる先輩とは仲良くなった。

キャプテンは、家が近いこともあって、合宿の帰りとかはよく一緒に帰って、みんなの前では言えない弱音なんかを話してくれるようになった。

「おまえにしかはなせない」そうキャプテンは言ってくれた。

みんなの前では、常に自信を持って強気でないといけない。でも、彼も人間。弱気になる場面もある。そのときはトップチームの状態がよくなく、マガハイでは予選敗退。下位トーナメントで、僕らBチームにまで敗れるなど、チームを引っ張る人間として悩まずにはいられない状況だった。

そんな時、弱音のはけ口として、僕を選んでくれた。あれがどれだけ嬉しかったか、今でも忘れていない。そういわれた場所まで覚えているくらい。認められた瞬間だったから。しかも、ほかの誰でもなく自分だけのポジションだったから。

自分の何が、そういう幸運を呼んでくれたのかわからない。でも、認められることの喜びをあの時は確かに感じた。

思い返してみれば、僕は誰かに認められたり、頼られたり、仕事を任されたときに、喜びを感じ、俄然やる気を出して取り組んだ。その人の信頼に応えたい一身で。

師のときもそうだった。彼だけは誰も気づいていない練習の成果が試合で出ていると、ほかのミスを指摘する前に、そこをほめてくれた。自信をもっていい。そういわれている気がして嬉しくて、もっと頑張ろうと思うと同時に、この人のために自分ができることは何か考えてやっていたと思う。

でも、この2つのエピソードの裏の気持ちのどこかで、それが自分のためになる。って考えていたように思う。そんな打算的な自分がいたように思う。

そして3年。先輩達は引退し、僕らの代に。チームのスタートは、あまりに最悪だった。練習で声はでない。3年の気持ちはバラバラ。

GKが一人になって、練習できない僕は、苦手の足元を克服するため、フィールドの練習に混じる。

なんだこいつらって思った。
本当に日本一になりたいのかなって思った。声を出し続けているのは、キャプテンと、僕だけ。ついてくるやつは当初いなかった。

あの時は本当につらかった。声をだしても返してくるやつはいない。でも、出し続けていればそのうちついてくると信じて、出し続けていた。キャプテンがつらいポジションってことはほかの誰よりもわかっていたから、こいつに協力しようと思って頑張った。

もちろん、それが自分のためになるって打算があったから。

結果、最初から協力してくれたのってお前だけだったよねって、キャプテンは言ってくれた。ほかのやつは気づいていないと思うけど。でも、こいつに認められた。それが嬉しかった。

そして、後輩たちからのメッセージ。ぼくの努力を誰もが認めてくれていた。3年もそれh同じだった。

ある後輩のコメントにはこうあった。「rebelさんが立っているだけで、自然と安心できた」
泣きそうになるくらい嬉しいコメント。これだけじゃなくて、みんな、僕の存在を認めてくれていた。

結局、僕が努力できたのは、みんなのおかげで、僕は成長できた。そんな僕が、愛好会のためにやってきたことって、自己の成長だけだったのかなと思うと、別にいなくてもよかったんじゃないかって思えてくるのです。

それを、ある友達に話すと、それは絶対にないって言ってくれます。でも、そう思えてしまってなりません。。。
by rebelkeeper | 2006-02-19 15:08