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世界が「感謝」の気持ちでつながるように…


by rebelkeeper
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1/4 涙のロッカールーム

勝者の影には、多くの敗者がいます。

厳しい世界でありながら、それだからこそやっていて、見ていて面白さがある。

サッカーをやっていたものなら、誰もが一度は憧れを抱いてであろう全国高校サッカー選手権大会。

今日はベスト8までのダイジェストが日テレで放送されていました。毎年、高校サッカーで放送されるのが、「涙のロッカールーム」。これを考えた人は天才ではないかと思うほどです。

僕も、高校3年間は弱小高校ながら、激戦区千葉県を本気で制してやろうと思って、身の程知らずにもチャレンジした人間です。あの涙の意味は、なんとなく分かります。

このコーナーでは、どうしても目頭が熱くなってしまいます。今年もやはりウルウルしてしまいました。

それぞれのチームに、それぞれの人間模様があり、絆があります。

戦いに敗れ、過酷な試練を課された1年生もいれば、ロスタイムの悲劇もある。廃校というどうしようもない事情により、事実上最後の大会と学校もあったようです。

名将といわれた有名な監督は「高校サッカーは選手を大人にする」と表現しています。

それが正しい表現なのかどうかは別として、この舞台に挑戦することが、選手一人ひとりに「何か」を与えてくれることは確かだと思います。

ベスト8に残った選手たちは見事というほかありません。しかし、敗れていった選手たちも見事な戦いぶりを見せてくれました。結果は負けでも、ある意味、「敗者」はいないのかもしれません。それぞれに大切な「何か」という結果を残したはずですから。

明日からの準々決勝もすばらしい戦いが繰り広げられることでしょう。熱い気持ちを高校生に分けてもらえるこの大会。甲子園もいいけど、「国立」もいいものです。みなさんごらんあれ!
by rebelkeeper | 2007-01-04 17:23 | サッカー