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世界が「感謝」の気持ちでつながるように…


by rebelkeeper
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10/12 小学校参観

今日は公立小学校参観なる、教育学科初等科の事前指導の一環としての行事でした。これは、公立の小学校の生の授業を見せて頂けるという、非常に画期的なものです。スーツでなければならないことと、朝が異常に早いことが難点ではありますが…

なぜ画期的か。それは、模擬授業にはない緊張感。そして、「児童」がリアルに児童で、各学年における児童の生活や授業の様子が見られるため、今後の模擬授業の参考にもなるし、メディアに左右されることがないため、一般化はできないとしても、現在の小学校がどんな様子か見ることができるという点が一点と、先生がどんな風に授業をしているのかみることができるという点です。模擬授業で、授業をどう組み立てるかなどを考え、実践するわけですが、やはり甘い点が多いわけです。そこで、本物の小学校教師の授業をみることで、ある程度の参考にできるのです。とはいえ、やはりなによりも児童の実態を見ることができるというのは、教育学科の人間としては勉強になるわけです。

さて、今回僕が行かせていただいた学校は、所謂、「学級崩壊」や「学校崩壊」とは無縁の学校と言えたと思います。4年生以上になると、授業のメリハリがしっかりしていて、聞くところはしっかり聞くし、書くときは書く。発表するときはきちんと手を挙げて発言し、あちこちで話し出すということはほとんどありませんでした。もちろん、立ち歩くなんてことは一切ありませんでした。

低学年にしても、聞き分けのいい学年だという印象でした。確かにうるさいこともあるのですが、小学生なら許せる範囲というかなんというか、話を聞く能力は全国水準(そんなものがあれば)でかんがえても、おそらく上位に位置するのではないかなと思いました。

校長先生のお話では、やはり(ペーパーテスト上の)学力は高いそうです。豊島区で三位とか言ってました。学校選択制の煽りをもろに受けているため、くだらないとは思いつつも、学力が高いことを宣伝に使うことはあるそうです。

この学校は、学習指導要領改訂の悪い部分があまり出ていない例と考えられると思いました。もちろん、現場の先生の努力や、児童の能力・努力の程度が高いということもあると思います。しかし、悪いところだけが取りざたされる世の中にあって、こういう学校もあるのだなという発見にも似たような感覚を覚えるとは、意外でした。

聞き分けが良すぎて、若干気持ち悪いかな~とも、正直思いましたが(笑)
しかし、いい体験をさせてもらえました。
by rebelkeeper | 2005-10-13 01:22 | 今日の出来事