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世界が「感謝」の気持ちでつながるように…


by rebelkeeper
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1/9 選手権決勝

レポート、就職活動そっちのけで高校サッカーの決勝を見てしまいました。

優勝したのは滋賀県代表野洲高校。大方の予想を覆し、見事に初優勝を飾りました。

本当に見事なサッカーでした。延長戦の決勝ゴールの展開は高校生とは思えない完璧な展開でした。

今までの高校サッカーにない、個人技を駆使したパスサッカーのチームです。鹿実のパワーを凌駕し、みごとな勝利でした。

本当に面白い試合で、決勝に相応しい試合を見せてくれました。どちらが勝ってもおかしくない楽しいサッカーでした。高校サッカーでこんなに熱くなったのは、自分が現役の時以来かもしれません。

自分たちのサッカーを最後まで貫き、やりきった選手達は本当にすばらしかったと思います。

勝者の目にも、敗者の目にも涙が流れていました。戦いを終えた選手の涙は、美しいということばがぴったりだと思いました。

仲間と共に努力し目指してきた高校サッカー界の頂点という目標。やったものにしかわからない思いの結晶です。また、3年間という限られた時間の中だからこそ、流せる涙でもあります。挑戦できる回数は3回。それでも、厳しい県予選を勝ち抜き、代表になるだけでもハードルは途方もなく高い。晴れて代表になっても、国立までは3~4試合を勝ち抜かなければなりません。しかも、勝てば勝つほど、相手は強くなっていきます。本当に厳しい戦いです。

そんな戦いです。負けたチームも堂々と胸をはってほしいです。全国の舞台に立つだけで、それは誇りです。

ハーフタイムに、涙の何とかっていう特集で、今大会で負けたチームの直後のロッカールームの様子が放送されました。最近、年をくったのか、涙もろくなってしまい、涙してしまいました。

中でも、準決勝で敗れた多々良学園の監督の言葉。「あの試合終了のホイッスルは、次の人生の試合開始の笛だ」もう無理でした。感動です。その通りです。自分のあの新関東がオーバーラップしてきて、さらなる感動を呼び起こしてくれました。

高校サッカーは勇気と感動を与えてくれる、すばらしい大会だと思います。また来年、各チームがまた頂点を目指しやってくるのが楽しみです。
by rebelkeeper | 2006-01-09 17:00 | サッカー