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by rebelkeeper
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2/4 成功の心理学

いまさっきまで日テレでやっていた「世界一受けたい授業」という番組に、講師として、メジャーリーグで活躍する松井選手が出ていました。

授業内容は緊張のコントロールということでした。これには、僭越ながら、共感しまくりでした。

「100%の理論」

自分のもてる力の100%を出すためにはどうすればいいかという話です。70%えもだめだし、逆に120でも130でもだめ。常に100%なんです。

70は怠慢。120や130はだそうと思っても出ない。出たとしてもそれはラッキー。これだけでもかなり共感できたんですが、面白かったのはその後。

「身の程を知る」これがポイントです。決してネガティブな意味ではありません。自分にできることと、できないことをしっかりと把握することが成功の秘訣という話です。

彼の場合はこうです。「相手はいいピッチャーで、球も速くて打てそうもない。でも、僕でも打てる球が来るはずだ。その球を待って打てばいい」かれはこう考えながら打席にたつそうです。そして、打てない球をあきらめるわけではなく、打てるようにする努力を彼はしているとおもいます。

100%の実力の中身の数字を高める努力。これは半端ないですよ。彼はオフになると、」シーズンの全打席、全プレーのVTRを見直すそうです。そこで、細かい修正点をチェックし、キャンプに備えるそうです。

そりゃ、成功しますわ。こういった努力を一流といわれる選手たちは欠かさないのでしょう。




とにかく、できる、できないをきちんと見極めて、できることをきちんとやりきる。これがとにかく大切なんです。

そして、そのできるできないの見極めは、「経験と記憶力」だそうです。失敗や成功の場面を覚えておいて、できるできないを分けていくそうです。松井選手は自分がプロ生活で打ったホームラン402本の相手、ピッチャー、球場、球種までも覚えているそうです。

これにはかなりの共感を感じました。

レベルは低いですが、僕も、去年1年間、思えばこれを実践したようなもんでした。自分のできる、できないを考え、試合でできることをきちんとやるための努力ということをやってきました。

練習でできることの精度を上げる。そして、できることに限りなく近いできないことを練習によって修正していく。これには自分でも自信をもって、努力したと言い切ることができます。練習前の体作り、練習で追い込み、残ってさらに追い込む。これに関しては3年間やり通しました。

しかし、本当に考えて練習したのはここ2年。そして、本当の意味で自分で考えてやったのはこの1年でした。

もうGKをはじめてから10年以上です。経験だけはありました。しかし、その経験を意識化し、練習に生かしたのはこの1年が一番でした。だから、結果的にこの1年が一番伸びたし、最後には失点も減らすことができました。チームとしての結果が最後に残せなかったことに不満はあるものの、やりきったという充実感と達成感は感じています。そして、そうやって考えながらこつこつとやっていけば、結果はでるんだという確かな自信も得ることができました。

番組を見ながら、そう確認しました。自己分析が一歩すすんだ気がします。
by rebelkeeper | 2006-02-04 22:04 | 徒然日記